中小企業に融資を行なう政府系金融機関「商工組合中央金庫」(商工中金)による不正が発覚したのは昨年11月のこと。商工中金は、経営が健全な企業に対しても経営難であるかのように書類を改竄(かいざん)するなどして、実績を水増ししていた。
その後の調査で、不正はほぼすべての支店で行なわれていたことがわかり、トップの安達健祐(けんゆう)社長が10月25日に辞任を発表するなど、全職員の2割に当たる約800人が処分の対象となった。まさに会社ぐるみの暴走だ。
続きはこちら ⇨ yahoo!ニュース/週刊プレイボーイ2017年11月20日号より