“親分と子分”だからなのか、このふたり、することがよく似ている。
親分は安倍晋三首相だ。自民党総裁選で、対立候補の石破茂元幹事長との論戦から逃げまくっている。石破氏は政策テーマごとに2、3時間の討論会の開催を要求していたが、政策論争でボロを出したくないと安倍首相が恐れたのか、討論会は3回のみとなった。
一方、子分は沖縄県知事選候補・佐喜眞淳前宜野湾(ぎのわん)市長だ。安倍官邸の強力なプッシュを受けて自民党候補として出馬するのだから、子分と呼んで差し支えないだろう。こちらも県政記者クラブ主催の立候補予定者討論会には当初、そっぽを向いていた。その後、世論の批判が高まると一転、「不参加は事務方の不手際によるもの」と釈明し、参加することになったが、いかにも苦しい言い訳だ。
続きはこちら → yahoo!ニュース/週刊プレイボーイ2018年10月1日号より