『沖縄の民意をご都合主義で解釈する安倍政権「佐喜眞市長当選=辺野古基地建設容認」ではない!』古賀茂明氏―週プレNEWS

F4lg032016年2月3日、週プレNEWSに掲載された『沖縄の民意をご都合主義で解釈する安倍政権「佐喜眞市長当選=辺野古基地建設容認」ではない!』(古賀茂明氏)より、一部引用します。
 


(宜野湾市)市長選で佐喜眞市長は、普天間基地の移転のみを訴え、辺野古基地についてはまったく触れなかった。基地問題を争点にしないという作戦である。そのため、宜野湾市民の中には市長が辺野古基地建設に賛成していることを知らない人もいるほどだった。

住宅地に近接する普天間基地は、世界で最も危ない基地だといわれて久しい(実際には嘉手納基地のほうが事故は多いのだが)。それを市外に移設したいというのは宜野湾市民なら誰もが願うことだ。しかも、ディズニーリゾートの誘致話に象徴されるように、佐喜眞市長なら普天間基地の跡地を開発する際に国からの全面支援を受けられる可能性が高い。

佐喜眞市長に投票したのはその一点に期待したからで、マスコミ各社の出口調査では、投票した人の過半数が辺野古移設には反対と答えている。「佐喜眞市長当選=辺野古基地建設容認」という等式は成り立たない。

市長選は佐喜眞候補2万7668票、志村候補2万1811票という結果だった。一見、小さくない差に映る。だが、「普天間基地の移設さえできればよい」と考えてもおかしくないのに、辺野古に基地が新設されることを拒否し、志村候補に投票した宜野湾市民が2万人以上もいたのは驚くべきことだ。むしろ、この数字こそ本当の「沖縄の民意」を物語っていると私は思う。

6月には沖縄県議選がある。その時には再び「辺野古」が一大テーマに浮上するだろう。その時、宜野湾市民が大挙して辺野古基地建設に「NO!」を突きつけることは十分にあり得る。

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